クライムドラマで使われる英語

犯罪捜査ドラマでよく聞く英語をまとめてみました!

Jon Doe / Jane Doe 「身元不明の男性遺体/女性遺体

これを最初に知ったとき結構驚きで。日本語でこれに該当する言葉はないっぽい?
最近は性も多様化しているけど、検死においては「生物学的性別」でJonかJaneを呼ぶでしょうか。

blood spatter 血の飛び散り

殺人現場で血痕からわかるのは、血液型やDNAだけではない!血痕の形や飛び散り方で、犯行時の犯人の動きや武器の種類が予測できることもあるのです。「DEXTER」の主人公、デクスターは連続殺人犯でありながら警察の血痕専門鑑識官(blood spatter analyst)なんですよね。

AFIS (Automated Fingerprint Identification System)「指紋識別システム」

発音は「エイフィス」。過去の事件で採取された指紋がデータベース化されているもの。事件現場から採取した指紋と照合し、他の指紋と適合すると犯人特定や他の事件との関連性がわかる。

CODIS (Combined DNA Index System)「統合DNAインデックスシステム」

発音は「コーディス」。事件現場から採取したDNAをデータベースの照合にかけて、データベースに適合するDNAがあれば「ヒット」する。FBIのシステムということなので、警察が使用するには許可や申請がいるのかな??

lawyer up 「弁護士を立てる」

容疑者がいるけど逮捕できるほどの証拠がない、でもゆさぶりをかけたい、みたいな場面で、相手がだんだん容疑者として扱われていることに気づくと「この先は弁護士を呼んでからだ」ってなって、刑事が「チッ、He lawyered up」みたいな感じ。

M.O. (modus operandi)「犯罪の手口」

modus operandiというラテン語を略して「M.O.」=「エムオー」=「エモー(と聞こえる)」。modus operandi は英語にするとmeathod of operationとのこと。犯罪捜査のシーンでは「被害者を〇〇するのがこの犯人のM.O.だな」みたいな使われ方をするので、犯人のお決まりの手口、みたいな意味です。

Criminal Mindsですっごい出てくる!発音としては「エモー」みたいな感じ。
文字では見たことがなかったので、今回ちゃんと調べるまで「エモー」という単語があるのかと思ってましたが、正確には

unsub (unknown subject)「素性の知れない犯人」

Criminal Mindsの一番最初のエピソード、シーズン1・第1話で「unknown subject, unsub」って説明しているシーンあり。その後もCriminal Mindsでは、まだ氏名や素性が判明していない犯人のことを仮でアンサブアンサブ呼びまくるので、Criminal Minds内でのみ使われる、プロファイル界の独自の言葉なのかとずっと思っていたんですが、他のドラマやTrue Crime系のPodcastでも聞いたことがあるので、別に特別な言葉ではないのかも。

blunt force trauma「鈍器損傷」  

gun shot wound (GSW)「銃痕

「wound」が「傷」という意味なので、stab wound、銃痕に関連して entry wond(射入口 しゃにゅうこう) / exit wond (射出口 しゃしゅつこう)なんて言葉も出てきます。

Alpha Male 「ボス猿」

群れを支配する、指導者・支配者タイプの男性という意味。
最初に字幕を見たとき「日本語で他にいい言い方ないものか…」と思ってしまったけど、意味としてはぴったりなのかな。ただ真面目にプロファイリングをしているシーンで「猿」という字面がでるのが面白すぎちゃう。

※今後もどんどん思いついたら追加していきます!

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